・なるべく楽して英単語覚えたい
・頭使わずに単語力身につけたい
・勉強したくないけど英語出来るようになりたい
・効率的に英単語を身につけたい
・英語の勉強に時間が割けないけど英語が出来るようになりたい
そんなお悩みにお答えします。
単語力は英語を勉強する上で非常に重要ですが、 単純な暗記になってしまいがちです。 単純な暗記は辛いものですよね。
本記事では、単語力という点にフォーカスし、単語力をつけるための効率的なやり方を紹介していきます。
本記事を読むと以下のメリットがあります。
本記事を読むことで、京大に合格できるレベルの英単語学習法が身につけられます。
私はこの勉強法を使って京大に合格しました。
それでは内容に入っていきます。
何度も繰り返し覚える
短期間の繰り返しは記憶に定着しやすい
私の受験勉強時代の経験上、じっくり時間をかけて一度で覚えた単語より、
何度か忘れて思い出した単語の方が、同じ時間かけたとしても方が覚えている確率が高いです。
この現象には名前がついていて、エビングハウスの忘却曲線というグラフで示されています。(時間が経つほど忘れていくという反比例のグラフですね。)
エビングハウスの忘却曲線は、
「何かを記憶した後、一日経って、再度同じ内容を記憶するには、最初に記憶した時の66%の負担で記憶出来、六日後であれば75%の負担、一ヶ月後であれば約80%の負担で記憶出来る」
つまり、早く繰り返したほうが記憶に定着する
ということです。一週間後に復習するよりも、一時間後に復習したほうがコスパがいいということですね。
この理論からもわかるように、早く繰り返し復習すると言うのは効率的に暗記をする上で非常に重要です。
復習することによって最終的には記憶に定着していきます。と言う事はやるべき事は一点だけ。
ひたすら早く繰り返し勉強しましょう。
次に、繰り返しによる単語を覚えるための方法を紹介します。
繰り返しによる時短暗記法
単語帳を1周した後、2周目に入ったときに、覚えた単語に✔チェックを入れておきます。
そして、3周目に入った時に覚えていたらその単語は覚えたものとして、✔チェックを入れます。
そうすることで覚えていない単語が残ります。
この方法で覚えるのが苦手な単語が明らかになります。
この勉強法を繰り返せば、だんだんと自分が得意な単語と苦手な単語がわかってくるはず。苦手な単語も把握出来て効率的に勉強を進めることが出来ますよ。
組み合わせて覚えるのも記憶に残りやすいです
もう1点、おすすめなのが単語をほかのものと組み合わせて覚えることです。
たとえば、単語をストーリーと組み合わせて覚えることで、そのストーリーを読んだときに単語の意味が自然と思い出されるようになります。
ストーリーと組み合わせることの有効性は、以下の記事に詳しく書いています。
単純な暗記が辛い人は、是非、ストーリーと組み合わせて覚えることで、楽しんで単語力がつけられるようになりますよ。
「ストーリー形式で、楽しく知識をつけながら単語力をつけたい人向け」の単語帳は以下のものになります。
個人的に、Z会の参考書は信頼度が高いです。(個人的感想です。)
あとぶっちゃけ上の単語帳と対訳本を読んだことで、大学入試を乗り切った感はあります。(個人的感想です。)
スキマ時間を上手く活用
次に大事なのは、スキマ時間をうまく活用することです。
ぶっちゃけ、机に向かう時間なんて1日の間にそんなに多くありません。
一日の時間の使い方を考えると、休んでいたり、仕事をしていたり、他のことをしている時間の方が長いはず。
むしろ単語の暗記は、作業ゲーなところがあるので、スキマ時間にやるのが正解です。
私はよく寝る前に単語の勉強して、朝起きたときに覚えているか確認する作業をしていました。
寝る前であれば、眠い目をこすりながらでもささっとできますし、朝起きて確認して覚えているかどうか確認するのも簡単です。
私は、スキマ時間でササッと単語力を付けるために、持ち運びやすい単語帳を使用していました。
持ち運びやすさ、読みやすさは実は単語帳の最優先事項です。
何回も繰り返すのですから、ゴツいやつを買うよりも、手軽で、読みやすいやつが絶対に良いです。
単語帳を選ぶコツ
単語帳を選ぶ際のコツとしては、これはもうフィーリングとしか言いようがないんですが、自分が読みやすいものが1番です。(具体的じゃなくてすみません)
何回も繰り返し読むものですから、
自分のフィーリングがあったもの(何回繰り返しても読めそうなもの)を選ぶのが1番いいです。
逆に、一番ダメなのは、無駄に難しそうで気合が入りそうなものです。
勉強始めた時はモチベーションが高いですから、難しそうなやつはやりがいがありそうだ、と思って選んでしまうことがあります。
しかし私の場合、そのような場合に継続できたためしがありません。
継続しているといつかどこかでモチベーションが下がってくる時があります。
そんな時でも、なんとなく出来る、なんとなくやってみようかなと思えるような手軽なものに取り組むのが正解です。
いかにして継続するかを考えたときに、やはり1番良いのはわかりやすさであったり続けやすさです。
一応、私が良さそうだと思う単語帳を載せておきます。
安定のシス単です。個人的なイメージでポケモンでいうコラッタみたいな立ち位置かも。
最初に攻略するのに向いている単語帳です。とりあえず単語やらなきゃ❗って人におすすめです。
そしてぶっちゃけ、単語帳が自分に向いてるかどうか調べる一番てっとり速い方法は、書店で読み比べすることなんですよね。
是非書店に行って読み比べてみてください。新しい発見が沢山あって刺激になりますよ😄
それで気に入ったものを買ってもらえるといいと思います。
しっかりと発音、音読、シャドーイングする
学習定着率についての研究によって得られた、ラーニングピラミッドという理論のなかで、
受動的に受ける講義が一番定着率が低く、
逆に一番能動性が高い他人に教えるという行為が一番定着率の高い結果になっています。
「講義を受ける」のに比べ、「他人に教える」の学習定着率は、18倍にもなっています。
この結果からわかるように、しっかりとアウトプットすることが重要です。
経験的にも、アウトプットしたほうがより記憶に定着するのがなんとなく分かりますよね。
またこの結果から示唆されるのは、
能動的に活動することが、学習定着率を上げるために重要
という点です。
自分からしっかりと発音することで、記憶に定着しやすくなります。
積極的にアウトプットするようにしましょう。
だまされたと思って一回やってみることをお勧めします😄
単語帳を読む時は声に出して発音、長文で勉強する時は音読、リスニングで勉強する時はシャドーイングです。
これらのアウトプットが、効率的な定着のカギです。
単語のコアになる意味をおさえましょう
効率的な理解のためにはコアイメージを把握しましょう
日本語の漢字にそれ自体に意味があるように、英語の単語にもそれ自体が持つイメージのようなものがあります。それがコアイメージです。
単語のイメージをしっかり持つと、単語の理解がグッと楽になります。
例えば、runという単語。日本語に訳すと、「走る」とか、「会社を経営する」とかですよね。
この単語のコアイメージは、「流れるように移動」(スーッと移動するイメージ)です。
だから、日本語に訳す時は、「走る」だったり、「会社を経営する」だったりするわけです。
以下の辞書は、私が高校生のときにコアイメージを把握するために高校の英語の先生から推薦された辞書です。
多義語と呼ばれる単語について、コアイメージが掲載されています。めっちゃ良い辞書で大好きでした。(今、絶版になっているようです…ショックです…)
このコアイメージの意味を押さえておくことで、実際にどの訳を当てはめればいいかわからなくなった時でも、当てはめることができるようになります。
コアイメージが分からないときはgoogle画像検索も有効です
また、コアイメージがわからない単語に関してはGoogle画像検索が有効です。
似たような意味の単語でもGoogle画像検索をすると、意味が異なっていることがわかります。
たとえば、「cute」と「pretty」はどちらも日本語では「かわいい」ですが、google画像検索すると全く異なる結果になります。
コアイメージの画像は、イメージを把握する上で非常に重要になります。
是非、コアイメージを把握して、単語の理解を効率的に進めてみてください。
単語帳よりも継続しやすいのは、実は対訳本です
最初のほうにリンクを載せているのですが、ぶっちゃけ私は単語帳であまり勉強していません。
単語帳は、「勉強のための勉強」という感じがして、やるのが苦痛だったからです。
そこでどうしようか考えたときに、上でも紹介したリンガメタリカに書店で会いました。
この本が私の単語勉強に対する概念を覆したと言っても過言じゃないです。
読んだ瞬間、「これだ!」となって即買いしました。
読みやすく興味を惹かれるネタの長文、わかりやすい日本語訳、読みやすいサイズ、全てが私の好みに合っていました。
似たりよったりの単語帳が多い中で、このリンガメタリカはオリジナルの異彩を放っていました。
リンガメタリカはそのくらい好きな参考書でした😄
小説かリンガメタリカが実は個人的に一番おすすめです
リンガメタリカで、日本語訳付きの英文の暗記効率のよさに気づいた私は、書店で対訳本を探しまくりました。
そして、この本を紀伊国屋書店で見つけます。
当時高校生だった私は、リンガメタリカと対訳本を読みまくっていました。
勉強のために英語を学ぶのではなく、
自分のために英語を学んでいる感覚があった
ので楽しかったです😄
対訳本のいいところは、
英単語を自然に勉強出来る&文学作品を読むことで教養までつけられる
この二点です。率直に言って最高です。
英語と日本語訳を交互に読むと楽です
最後におすすめなのが、
対訳本(英文と日本語訳が書いてあるもの)を使って、
英文と日本語訳を交互に読んでいく
勉強法です。
この方法のメリットは沢山あるのですが、一番のメリットは
英語の長文が簡単に読める
この一言に尽きます。どう簡単かというと、英語の勉強って基本的につらいんですが、
めんどくさい辞書をひかなくていいのに、単語が覚えられる&英文が読めるようになる
すごく楽で、簡単です。本来であれば辞書を引くのが一番いいとは思いますが、
モチベーションが長く続かない方も多いですよね。
私は、辞書をひきながら英文を読むのが非常に苦痛で仕方ありませんでした。
英語が出来るようになるまでに3000時間がかかると言われています。
これは結構気が遠くなる時間です。
わたしは本当に机に向かうのが嫌いで、モチベーションも低かったので、
3000時間を達成するために、この勉強法を2年ほど行いました。
その結果、旧帝大に受かる程度の英語力+単語力を付けることが出来ました
もう一度言うと、この勉強法のメリットは、
この方法は、今や日常的に英語に触れるようになった私が、本当におすすめする方法です。
英単語の勉強は、コツコツの典型みたいな勉強です。効率的にやればそれだけ早く沢山覚えることが出来ます。
少しづつだけど、効率的に。成長を感じられると勉強自体も楽しくなってくるので、(自分が楽しいと感じる)勉強を継続して成長を続けていきましょう。
ではでは〜😄
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