英語のリスニング問題が解けない高校生
「英語のリスニング問題を解く自信がないです。英語のリスニング力の鍛え方を知りたいです。あと英語のリスニング力を上げられる参考書も知りたいです。」
こういった疑問にお答えします。
✔本記事の内容
- リスニングの勉強方法
- リスニング力をあげる教材
- 英語の聞き取り方がわかる
この記事を書いている私は、自分で独学方法を研究した結果、京大に合格。その後京大の大学院を卒業。そして研究者になりました。
京大の大学院を卒業して、日常的に英語を使用している私が、勉強に関する情報を書いていきます。
英語のリスニングの重要性は年々高まってきています。しかしながら、英語のリスニングは勉強方法がわからないという高校生が多いのも事実。加えて、大学入試センター試験では筆記200点/リスニング50点だったのに対し、大学入試共通テストではリーディング100点/リスニング100点というリスニング重視になってきています。
というわけで今回は、「高校生向けの英語リスニングの勉強法」について解説していきます。
実際、私も高校一年生の時は、英語の文法は得意でしたがリスニングは全然だめでした。しかし高校三年生になってセンター試験を受けた時は、英語のリスニングほぼ満点を取れました。
今やっている英語の勉強方法で、リスニング力が上達するんだろうか、、、?と不安になっている高校生はぜひ記事をごらんください。
本記事を読むメリットは、
- 英語のリスニング力の鍛え方がわかる
などが挙げられます。本記事の結論は、以下になります。
- 基礎力がない人はまずは基礎力をつけましょう
- アウトプット(音読、シャドーイング、書き取り)は非常に重要です
- 音のつながりを覚えましょう
- 高校生向けおすすめの英語リスニング教材
それでは内容に入っていきます。
高校生向け英語リスニングの勉強法
基礎力がない人はまずは基礎力を身につけましょう
基礎力がない人は、まず基礎力を身につけるのが重要です。英語リスニングで問題になるのは、「読めるけど聞けない」という点です。
リスニングが苦手だと言った場合に多いのが、「読むと意味はとれるけど、聞くと単語が聞き取れない」というケースです。
I’m hungry. Is there something to eat?
このようなリスニングの問題文を読んで、意味がわからない人は少ないはず。(逆に意味がわからない人は文法をしっかり勉強しましょう。)
しかし、リスニングでこの文章を聞いたときに、
アイム ァングリィ、 イドゥデア サムティング トゥ イー?
と聞こえるわけです。これを聞き取れる力を鍛えることがリスニングの勉強になるわけですが、その前提として、
リスニングの英文を読んだときに意味が理解出来るという基礎力が重要
になってくるわけです。
音読やシャドーイングは効率的にリスニング力を鍛えてくれるのでおすすめです
リスニング力を鍛えるためのおすすめの方法は、ずばり「音読とシャドーイング」です。
先程の例から言うと、
I’m アイム
hungry. ァングリィ、
Is there イドゥデア
something サムティング
to eat? トゥ イー?
という各単語の音を覚えないといけないわけです。音読は音と単語を結びつけるために、非常に有効な手段です。またシャドーイングをすることによって、音と音同士の繋がりを覚えやすくしてくれます。
書き取り(ディクテーション)も大事
リスニングの勉強に時間がとれる場合は、書き取りもいい勉強法になります。
勉強って基本的に、苦労した部分ほど覚えている傾向が高いです。
英文を書き取りするのはかなり大変なんですが、それだけ記憶に残る部分も多いです。
さきほども書いたように英語リスニングの場合、「読むと理解できるけど、聞くと理解できない」という場合が多いため、音と単語を結びつけるのが重要です。書き取りは音と単語を結びつけるために有効な手段です。書き取り(ディクテーション)の流れとしては、
- 英文を聞いて内容を把握する
- 英文を再度聞いて、紙に書き取る
- 聞き取れない部分を聞き直す(5,6回聞いて分からなかったら諦める)
- スクリプト(英文)を読んで答え合わせ
- もう一回、答えを確認しながら、音と単語を結びつける
- 音読する、可能であればシャドーイングする
上記の流れがおすすめです。
音のつながり、音の変化を意識しよう
リスニングで大変なのが音のつながりで音が消えることがあることです。こちらの記事で音のつながや、フォニックスについて解説しています。
フォニックスについては、知ってるか知らないかで英語の音の理解が大きく変わってきます。フォニックスを学ぶには以下の動画もおすすめ。
学校で学ぶ英語と、実際に発音する英語が大きく違う事がわかると思います。
以下のサイトもフォニックスを学ぶのにおすすめです。リスニングの勉強をする前にフォニックスを知っておくのと知らないのとでは勉強の効率も大きく変わってきます。効率的に勉強を進めていきましょう。
高校生向け英語リスニングのおすすめ教材
ここからはリスニング力を鍛えるためのおすすめの教材を紹介します。
あんまりお金をかけたくないな、、という人にはおすすめの無料の教材もあるので、そちらをどうぞ。無料でも非常にコンテンツが充実しているので、勉強すれば確実にリスニング力がつきますよ。
elllo
ellloは無料のなかでもかなりおすすめの教材です。レベル別に分かれていて、リスニング初心者からある程度リスニング力が上達した人まで、教材があります。英文もついているので、音と単語を結びつける事も出来ます。かなりおすすめです。
YouTubeの英会話
YouTubeの英会話教材も非常におすすめです。「無料&コンテンツが豊富&字幕付き」という至れりつくせりの内容になっています。参考書をたくさん買うお金がないな…と思っている人でもしっかりと実力が身につきますから、安心してください。
上の動画は一例ですが、YouTubeで「english conversation beginners」でググるとたくさん動画が出てきますよ。
実践問題集
ここからは有料の参考書になります。本番で問題を解くためには、実践形式で問題を解くのが一番。数をこなして自分を慣らして行きましょう。
Z会の共通テスト実践問題集です。Z会は品質の良い教材を作ってくれるので非常に実践力が身につきます。
鉄板の問題集ですね。これを解きまくれば確実に実力は伸びていきます。本番形式で解きまくりましょう。
まとめ
ここまで、高校英語でリスニングが出来るようになるための対策方法を書いてきました。
実際、リスニングは最初のころが一番難しく感じます。回数を重ねて丁寧に、英語の音のつながりやフレーズを覚えていけば誰でも確実に点数が取れるようになります。通学などのスキマ時間を見つけて、コツコツリスニングの動画を見ることで確実に成長していけるので、コツコツ頑張りましょう。
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